出荷される球根は処理の各工程中で検査を行っています。これはサプライヤーの選択から始まります。弊社が協業を行うのは、お客様に最良の球根を供給するため、長年にわたって、時には数世代の長きに渡って、注意深く選びぬかれた高品質サプライヤーのみなのです。弊社は、球根をチェックするだけではなく、また、サプライヤーの土地の植え付け状態もチェックします。植え付け状態は、ウィルス、一般条件および植付密度を含めた様々な観点からテストされます。
球根が弊社に到着した後は、注意深く非常に厳密に検査されています。検査は、企業内で伝染病が発生しないことを確実にするため、さまざまな部署で実施されています。更に、弊社ではプロセスの次のステップで球根を追跡するため、ロット一つ一つをバーコードを備えた内部ロット番号にリンクさせます。
ユリ球根は、シャワーを利用して品質検査後に洗浄を行います。いくつかのロットは、洗浄ドラム中で、あるいはコンベヤーベルト上ですすぎます。この後、すべてのロットの球根を花卉球根検査サービスによって検査します。承認された後、球根に認定が付与されます。その後、ユリ球根は消毒を行い、RHP保証された土が詰められたケースにパックされます。チェック、洗浄、消毒され、パック処理されたあとで、ユリ球根は特別の冷却室で冷凍されます。これらの冷却室内の各位置には、さらにバーコードを付与しています。この結果、弊社は、出荷される球根の位置を正確に把握しています。
弊社では、製品の出荷前に、出荷される球根に最後のチェックを行います。さらに、欠陥がないかどうかをチェックするために、積載作業の前に、コンテナの状態およびセッティングを検査しています。出荷される球根が可能な限り最良の条件の下で出荷されることを保証するため、弊社は、コンテナで最も高い品質規格に従うATOを取得した冷凍コンテナのみを使用しています。弊社は、しばしばコンテナに温度と湿度記録計を設置しています。その結果、輸送中の条件をお客様と弊社の両方が到着後にチェックすることができます。
供給された球根の成長したあとの開花結果を検査するために、弊社は年間を通じてお客様の拠点を訪問しています。弊社は、良好なアフターサービスが非常に重要であると考えており、生じうるあらゆる問題を防ぎ解決するために最善を尽くしています。
弊社は、需要家に向けて出荷するすべてのユリ球根のロットから20株をサンプル採取し、弊社自身のテスト温室でそれらを栽培します。これらのユリ球根は2つの時期に分けて栽培されます:2月に10株の球根サンプル、8月に10株の球根サンプルをテスト栽培しています。さらに、弊社では、テスト温室でチューリップのサンプルの栽培を行います。これによって、弊社で球根と温度処理後の成長結果をチェックすることが可能になり、需要家の皆様に対する対照試験として使用することができます。更に、これにより、新しい品種の成長特性、および処理についての多くの情報を得ることができるのです。